地下鉄四つ橋線・本町駅の25番出口を地上に上がり、そのまま四つ橋筋を北上すること約4分。
靭公園の入り口を左に見ながら過ぎ、大阪科学技術館のある筋を右に曲がったスグの所に
【ポン酒とお魚 ジョウ燗ヤ】はある。
今年、2017(平成29)年9月27日にオープンしたばかりの、出来立てホヤホヤの新しいお店で、オープン初日のレセプションにお招きをいただいた。

道路に面したオープンなカウンターやテーブル席のほか、奥には独立した個室風の席も用意されている。

新しくなったキリン一番搾りが飲めるってんだから、キリンラヴァーには嬉しい限りじゃないか…\(^o^)/
この夏に味覚とパッケージデザインをリニューアルした「新・一番搾り」は、前のと比べるとスッキリとして、のど越しも軽くなった感じ。
生ビール 480円
いただきます。
ツナぽてとサラダ 450円 まずは酒飲み定番のスタートアイテム…ポテサラから♪
ジェノベーゼソースがかかっていたり、サラダが添えられてたりと何かとオシャレ…♪ヽ(´▽`)/
ツナのうま味が全体を引きしめていて味の方もイイ♪
瓶ビール(小ビン) 550円 ピルスナースタイルのオールモルト(麦芽100%)ビールで、1986(昭和61)年醸造のまだ歴史の新しいプレミアムビール。
シッカリとしたキレとのど越しがタマラン…(=v=)
お造り盛合せ(W) 1,480円 真ん中にイシダイ、手前にワニゴチ、奥のは左からヨコワ、オキアジ、サンマの5種盛り。
流通量が少なくて中々お目にかかることのないワニゴチは、刺し身で食べられることもかなり貴重。
キュッと締まった身の歯ごたえがイイ♪
オキアジもあまり食べたことがなかったが、甘みと旨みが濃くて旨い。
ヨコワとアボガドのシーザサラダ 780円 刺し身にもあったヨコワはクロマグロの幼魚だが、ネットリとした食感に脂のノリもほど良くて、リーフサラダと一緒に食べても食味が失われない。
酒盗・クリームチーズといぶりがっこ 550円
江戸時代末期に土佐藩の藩主だった山内豊資が、『肴にすると酒がすすんで、酒を盗んでまで飲みたくなる』と言った…そんな逸話から名づけたとされる酒盗。
いわゆるカツオの内臓の塩辛だ。
いぶりがっこは燻煙にした大根を米ぬかに漬け込んだ、秋田の伝統的な漬物で、燻製の良い香りやポリポリした食感が、酒のアテにうってつけ。
いぶりがっこに酒盗にって…こりゃもうポン酒を飲むしかないじゃないか…(笑)

日本酒は人気者、頑固者、クセ者、優等生…etc.と、ジョウ燗ヤ独自のカテゴリに分けられていて、おおよその味わいの傾向が分かるようになっている。
料金も、ちょこっと(60ml 390円)、しっかり(90ml 540円)、ワッショイ(150ml 840円)、皆々(270ml 1,480円)と、酒ごとではなく量で統一されていて実に明解。
天虹(しっかり 90ml) 540円 静岡県静岡市の駿河酒造場が、美山錦と名水百選にも選ばれた安倍川の伏流水で醸す特別本醸造。
日本酒度+17、アルコール度数19~20度の数値が示すように、恐ろしくパンチの効いた超辛口の酒に仕上がっている。
小海老のフリット 480円 フリット? フリットってもっとこぉ、衣がモッタリと言うか、アメリカンドッグみたいなのを言うのかと思ってたが…?
ま、まぁ、サクサクの食感と、ちょうど良い塩梅の塩っけ…でもこれはどっちかと言うとポン酒じゃなくビールのアテだな。
黒枝豆バター醤油 450円 昔は枝豆と言えば塩ゆで一辺倒だったが、最近は家でもフライパンで炒って食べるようになった。
その方がホクホクと甘い感じがするし、なんと言っても香ばしい。
これなんてバター醤油を絡めてあるんだから、手が汚れるのも気にせずバクバク食べすすめてしまったわ。
タコの唐揚 480円 タコ焼きラヴァな大阪人は、タコそのものも大好き♪
シッカリ下味がついた衣はカラッと揚がっていて、噛めばムチムチのタコから海のエキスが…(*⌒◎⌒*)
オキアジ竜田揚 780円 刺し身でも美味しかったオキアジは、火を通すとさらに甘さが引き立つ感じ。
フワフワの身にパリッと揚がった皮まで旨い。
臥龍梅(しっかり 90ml) 540円 静岡県静岡市の三和酒造が、兵庫県産の山田錦を醸して造る純米吟醸。
春先に上槽して火を入れたものを、夏を越させて立秋の頃に瓶詰めされているので、、ふくよかな香りに加えどっしりとした味わいの酒になっている。
だし巻(まんま) 580円 だし巻きには“まんま”の他に、明太子やチーズが入ったのもあるが、ポン酒に合わせるなら、酒の味を邪魔しない“まんま”が一番イイ♪
サンマの炙り棒寿司 690円 これ、これ、みんなメチャクチャ気になってたんだな。

まさに今が旬のサンマを香ばしく炙ることで、脂がスゴク甘くなって、米とのなじみがハンパなくて旨い。
雰囲気的にボチボチ〆ようか…ってなってた食欲が再点火…(笑)
龍力(ワッショイ 150ml) 840円 兵庫県姫路市の本田商店が、兵庫県特A地区産の山田錦100%と、鉄分の少ない軟水で知られる揖保川の伏流水で醸した特別純米酒。
酒造りに不可欠な乳酸菌を、人口ではなく自然に生成させることで、より強い乳酸菌に育てる昔ながらの手法「生酛造り」で造られていて、重厚感のある飲み口から感じる米の甘さはさすが。

最後の最後に入った食欲スイッチを抑えられず、勝手に頼んだ〆三連発…(≧∇≦)
お茶漬(ヨコワ) 580円 お茶漬けにはウメや海苔もあったが、写真映えを気にしてヨコワを選ぶあたり、つくづくブロガーなんだと思う…(笑)
あさりと三つ葉のにゅうめん 580円 あさりとシメジの旨みが染み出た出汁で、サッパリながらもコクがあって旨い。
地玉子としらすのご飯 580円 想像以上にシラスがタップリ♪
卵黄に醤油をチョろっと垂らして食べると、あまりの旨さにもう一回食欲スイッチを入れそうになったわ…(^┰^)
若竹 鬼乙女 幸(ワッショイ 150ml) 840円 静岡県高田市の大村屋酒造場が、静岡県産の誉富士100%で醸す特別純米酒。
鬼乙女は冬のしぼりたてを“涙”、春の花見酒を“夢”、夏の生酒を“恋”、そして秋のひやおろしを“幸”として販売しているんだとか。
可愛らしいイラスト…と思って、よくよく見るとツノが生えてたりするんだな…(゚∇゚ ;)
喉越しが良く優しいふくらみのある酒になっている。

最近、肉系のバルがもてはやされてブームになっているが、ジョウ燗ヤのような、ラインナップ豊富なポン酒で、旨い魚に舌鼓を打つのもこれまたイイ♪
特にこれからますます冷え込んでくると、熱燗でほっこり焼き魚…なんてシーンが目に浮かんでくる。
靭公園や大阪科学技術館に訪れたあと、フラッと立ち寄ってみるなんてどうだろう?
良いお店にまた一つ出会うことが出来た…(^_-)-☆
ごちそうさまでした。

◆◆◆メニュー◆◆◆


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