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すし屋台 2代目 中権丸【熟成魚刺身、藁焼き三種盛り、炭焼き地鶏…ほかetc.】大阪市中央区西心斎橋

 大坂城築城に多大な功績を残した褒美として、城南の地を太閤秀吉さんから与えられて以来、大阪の水路の開削事業、特に道頓堀の開鑿者としてその名を残す安井道頓。

 大阪の陣で豊臣方として入城し討ち死にをするが、その遺志は従兄弟の安井道卜に受け継がれ、道卜もまた水路の堀鑿により大阪の町の発展に寄与することとなる。

 その道卜らと共に大阪の開拓に腐心した、芝居立慶(立慶町)、堺屋吉左衛門(吉左衛門町)、塩屋九郎右衛門(九郎右衛門町)、山口屋宗右衛門(宗右衛門町)らと同じく、町名に名を残した功労者の一人に播磨屋久左衛門がいる。

 彼の名を残した久左衛門町は、1989(平成元)年2月に南区と東区が統合されて中央区になった際、三津寺町、八幡町、南炭屋町と共に統合され、西心斎橋二丁目に変更されて消えてしまったが…

 そんな変遷を持つ西心斎橋の、駐大阪大韓民国総領事館の近くに、【すし屋台 2代目 中権丸】が2016(平成28)年6月にオープンした。

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 何と読むのかと思っていたら“なかけんまる”と読むんだ。

 オーナーのおじいさんが淡路島で使っていた船の名前だそうな。

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 チェーンの安マズ居酒屋とは一線を画すシックなエントランス。

 客が一番最初に目にする玄関の印象はヤッパリ大事だな~♪

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 カウンター7席に4人テーブル7卓、奥にも12席の個室があるらしい。

  各テーブルがスダレで仕切られてて、隣が気にならない配慮が嬉しいじゃない。

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 通路の壁に芸能人のサイン色紙が…と思ってたら、2016年10月5日に魔法のレストランRで紹介されたみたいだ。

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 藁焼きに、炭焼きに、熟成魚を軸に、ほかに寿司や一品があるが種類はそんなに多くない。

 だが、あれもこれもと広げ過ぎて、どれもこれもが中途半端になるよりは、この方が狙い目がハッキリしてありがたい♪

2017-04-07 中権丸_R

 命の水は…プレモルの香るエール。

 苦味がなくスゴク軽やかなので料理の味をまったくジャマしない。

 フルーティーで爽やかな香りと飲みやすさは女子ウケするな~(^^♪

 ザ・プレミアム・モルツ〈香る〉エール 480円(税別)

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 では、いただきます。

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 若いころは初っぱなから、豚トロやら鶏の唐揚げやらヘヴィーなアテでスタートしてたもんだが、オッサンともなると暖機運転がけっこう大事…(笑)

 ポリポリの食感にゴマ油と塩の感じがちょうどイイ♪

 やみつききゅうり 300円

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 トマトのフレッシュな甘酸っぱさも好むようになってきた。

 添えられた粗塩が何気に旨い。

 トマトスライス 300円

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 これは酒飲みのド定番だ。

 茹でて酢みそで食べるのも良いが、この沖漬けのチュルンっとした食感がたまらなく旨い。

 ホタルイカ沖漬け 400円

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 レア感を残しつつ、皮目をパリッと焼き上げたモモ肉。

 ムッチリと柔らかく、噛めば噛むほど旨みが広がるってやつだ。

 皮目の香ばしさも鼻に抜けてきて、思わず唸ってしまうほど美味しかった。

 地鶏モモ炭焼き 680円

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 おっ…いよいよお待ちかねの熟成魚の登場だ。

 どれどれ、中トロにイカとイクラ、縞アジにキンメダイ、それにサーモンに鯛の昆布締めの6種盛りか。

 昨今、注目を集める熟成肉の二番煎じかと思ったら、魚をエイジングさせる手法は職人のあいだでは、昔から“寝かせる”と呼ばれ受け継がれてきた技法なんだと。

 食べてみるとどの魚もネットリと舌にまとわりつくような食感の向こう側から、深~い旨みやコクが大挙して押し寄せてくる感じ。

 コリコリっと新鮮な魚ももちろん旨いが、この熟成魚はまたぜんぜん違ったベクトルからの美味しさを教えてくれたな~ヽ(^。^)ノ

 1,980円の大舟クラスと思われるが、人数に合わせて4切れずつの対応をしていただいたので、不確定情報として明記はなしで。

 熟成魚 刺身盛り合わせ

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 魚が旨いとヤッパリ日本酒が欲しくなる。

 品揃えは月替わりということなので、みんなで色々と注文して楽しむことにした。

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 天吹 ぴんくれでぃ【佐賀県三養基郡 天吹酒造】
 浅間山 大辛口【群馬県吾妻郡 浅間酒造】
 篠峯 超辛口【奈良県御所市 千代酒造】
 鍋島 三十六萬石【佐賀県鹿島市 富久千代酒造】
 明るい農村 芋焼酎【鹿児島県霧島市 霧島町蒸留所】
 出雲富士【島根県出雲市 富士酒造】
 東洋美人 大辛口【山口県萩市 澄川酒造場】
 上喜元 超辛【山形県酒田市 酒田酒造】


 日本酒はすべて90ml600円(税別)で、焼酎の明るい農村は500円(税別)だ。

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 にわかに店内が騒がしくなってきたが…

 おぉ~っ!?何やら向こうの方で火の手が上がってるじゃないか…(゚Д゚;)

 ミーハー心丸出しで見に行ってみると、職人が藁焼きの最中だった。

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 使っている藁は長野県北部の町で、3週間ほど天日で乾燥させた物だそうだ。

 太陽の光をいっぱい浴びて乾いた匂いは、稲刈りの終わった田んぼで遊んだ子どもの頃を思い出して、なんだか甘酸っぱい気持ちにさせてくれる。

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 そんなノスタルジーな気分も、藁焼きにされた魚たちの香ばしい匂いに、一気に現実へと引き戻されたが…(笑)

 定番のカツオのほかに、ブリとサワラの盛り合わせ。

 どの魚も藁で燻された表面が香ばしいのは当たり前で、身のモチっとした柔らかさもガス火とはぜんぜん違う美味しさだ。

 旨みの強いカツオも、サッパリと淡白なはずのサワラも、脂がシッカリのったブリも、三者三様の旨みが味わえて、これは本当に幸せな気分にさせてくれる料理だぞ…(^_-)-☆

 この藁焼きも刺身と同じように、人数に合わせて盛り合わせにしていただいたので、値段の明記はなしということで。

 藁焼き三種盛合せ

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 藁焼きを堪能していると、グッツグツに煮えたぎった石鍋が運ばれてきた。

 写真だと分からないけど、これ、噴火直前の火山のような状態になっててデンジャラス。

 海鮮麻婆豆腐 980円

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 肉ミンチはぜんぜん使ってなくて、魚介と豆腐で仕上げた四川風の辛口麻婆豆腐だそうだ。

 ひき肉からのコクをカバーできるのか?と思ってたが、なんの、なんの、シッカリと味わい深くて旨いじゃないか♪

 ただ、辛さは物足りなかったので、四川山椒と一味でカスタマイズさせてもらったが…(笑)

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 続いてチャイナ的メニューがもう一品。

 ムール貝にイカにエビにと、かなり豪華なビジュアルになっている。

 海鮮焼きそば 980円

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 麺は福島に本店がある、「サバ6製麺所」の自家製麺だそうで、普通の中華麺にはないモッチリ感とコシが旨い。

 醤油やオイスターソースの風味も良くて、ビールとの相性もかなりイイ。

 麺が売り切れ次第終了だそうなので、これは早めに注文しておく方が良さそうだ。

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 中華的なものを食べたらシュワシュワした飲み物が欲しくなった。

 ビームハイジンジャー 400円(税別)
 ガリレモンビームハイ 420円(税別)
 濃いめの緑茶ハイボール 420円(税別)


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 これらの他に熟成魚鮨の特舟盛りを食べたんだが…

 太巻き寿司、マグロ、イカ、サーモン、ブリ、縞アジ、ヒラメのエンガワ、エビ、鉄火巻き、ウニ軍艦巻きの盛り合わせと、スマホにシッカリとメモってるんだが…

 なぜか写真がない…(;゚Д゚)

 たぶん撮ったつもりになって、ぼんやり酒でもかっ喰らってたんだろう。

 そんなワケで最後に華やかな写真をと思っていたのが、地味なワサビ巻きの写真に…(^_^;)

 味の方も普通にピリッと美味しくて、もっと罰ゲーム的な辛さにした方が面白いと思ったが。

 なみだ巻 300円

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 藁焼きと熟成という二つの技法で提供される魚も旨いが、炭焼きの鶏肉もメチャクチャ美味しかった♪

 豪快な藁焼きの光景はフォトジェニックだし、SNS好きの仲間を連れて行ったら喜ばれるだろうな~(*''▽'')

 ただ今の段階ですでに大人気店なので、行かれる際には予約しておく方が確実だと思われる。

 本当に美味しかった…ごちそうさまでした。



◆ぐるなび
すし屋台 2代目 中権丸
ジャンル:寿司屋
アクセス:地下鉄御堂筋線なんば駅 徒歩5分
近鉄難波線大阪難波駅 徒歩5分
住所:〒542-0086 大阪府大阪市中央区西心斎橋2-4-17(地図
周辺のお店:ぐるなびぐるなび なんば(難波)×寿司
情報掲載日:2017年4月9日


◆食べログ


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