トンカツ、唐揚げ、コロッケ…揚げ物って美味しいけど家で料理するとなると、揚げ油の処理など色々と面倒くさいことが多いですよね…(((^_^;)
天ぷらなんてその最たるもんで、衣作りが上手くいかないと、せっかく揚げてもベチャーってなったり…┐(-。-;)┌
わが家でもまだ若かりし頃は、卓上のフライヤーで自分で揚げて食べたりしたもんですけど、加齢でだんだん食が細くなってくるとそれもしなくなって…
でも、ヤッパリ天ぷらが食べたい~!!ってなったら、そりゃもぉ外食するしかないでしょ~♪
私が育った瓢箪山の駅北側スグの道を、外環状線に向かってチョット歩いた所に、まるで隠れ家のようにひっそりと佇むのが、創作天ぷらが美味しいと評判のコチラ。
実は小中学校の同級生が23年前からやってるお店で、前々から行きたいなーって思ってて、今回やっと相方と相方のオカンとで行けたんですよ…♪ヽ(´▽`)/
店前の駐車場に車を停めて中に入ると先客はなく、準備中の店主である同級生と目と目が合い、懐かしさが一気にこみ上げてきます。
『いらっしゃいませ』
よぉ~!っと片手を上げる私を、いぶかしげな表情でしばし凝視する同級生…
あ、あれっ…もしかして分かってくれてない…σ(^_^;)?
○○ですけど…
『は、はぁ~?いらっしゃいませ』
割りと珍しい名字なんで、予約の時にピン!っときてると思ってたのに、これイチバン恥ずかしいヤツー( ̄▽ ̄;)
いやいや、小中学校で一緒やった○○やて…
『えっ?えぇーっ!○○君かいな!?』
やっと思い出してくれた。
キミの家で開いたクリスマス会で、一緒にビール飲んだ仲やないか…中3の時に…(σ≧▽≦)σ



店主がお気に入りというハワイアンが流れる店内は、広めの厨房を囲むカウンターが10席ほど。

チョットした箱庭もしつらえてあって、すごくシックで落ち着いた大人な雰囲気。
高校受験を控えた大事な時期に、授業をサボって遊び回ってた仲間が、こんな立派なお店を構えるほど出世するとは…(笑)
◆アサヒ生ビール(琥珀の時間) 600円(税別)
おぉ~っ!命の水はアサヒが業務用に出してるデュンケルタイプの生ビールじゃないですか。
作られる工程が贅沢すぎて少量しか生産されないので、飲めるお店が少ないんですよね。

いただきます。
夜は松・竹・梅の3種類のコースのみ。
ナマモノが食べられない相方のオカンは竹コースを、相方と私は松コースをお願いしました。
◆松コース 5,000円(税別)・付出し
・汁物
・お造り
・天ぷら
・サラダ
・酢の物
・ごはん物
・デザート
◆付出し
ナスビの煮びたしですね。
トロットロに柔らかくなったナスビから、上品なお出汁がジュワーっとあふれてきます。
こりゃ、今から出てくる料理もかなり期待できますよ~♪ヽ(´▽`)/
◆汁物
山芋のすりながし。
長芋よりも粘りっ気のある山芋を、すり鉢で摺ることでさらに粘りが強くなってます。
ドゥルンっと啜ると優しいお味、でも元気がつく感じがしますわ♪
◆お造り
わっ!お造りは大好きなイカに、贅沢にもウニがこんもりと盛られてますね~♪ヽ(´▽`)/
しかも見るからにキレイな色ツヤをしてて、質的に間違いなく良さそうだわ~(☆∀☆)

ネットリ甘いイカに、旨みとコクが濃厚なウニ。
別々に食べても美味しいけど、一緒に食べると相乗効果でもっと美味しく感じます~♪ヽ(´▽`)/
◆えび
天ぷらのスタートはいきなり主役級のエビから…(゜▽゜*)
プリっとした弾力から、エビの甘~いエキスがほとばしります。
重たすぎず、かと言って軽すぎることもなく、ほど良い存在感を感じさせてくれる衣は、サクッと香ばしくて心地良い歯ごたえ。
カリカリに揚がった脚ごとパックリ!!
◆はも
粗みじんにした玉ネギを、梅肉で和えたソースでいただきます。
淡雪のようにフワッとした歯ざわりのハモ。
梅肉オニオンの爽やかな酸っぱさが、淡白な、それでいてコクのある白身魚特有の風味を、より引き立ててくれますね。
◆万願寺とうがらし
京都府舞鶴市の万願寺地区で生まれた「ブランド京野菜」のひとつ。
肉厚でパリッとしてて甘いな~♪
◆しいたけ
これまた肉厚でポッテリとよく肥えたシイタケだこと♪

ジューシーなシイタケのエキスが香ばしいですね。
ミネラルをタップリ含んだハワイ産のお塩が、素材の味を優しく引き立てます。
◆えびの紫蘇巻き
わぉっ!天ぷらの花形ネタ2尾め~♪ヽ(´▽`)/
爽やかな青じその風味が、エビの甘みに花を添えますね~(*´∇`*)
エビ大好きな相方も大満足してましたよ♪
◆揚げ出しもち
へぇ~お餅も天ぷらに出来るんですね。
当たり前ですけど柔らかくてモチモチ。
サクッとした衣にお出汁がしゅんで、お箸の国の人で本当に良かったと思えるソウルフード。
◆サラダ
このタイミングでのサラダ。
一旦お口をリフレッシュさせるのに良いですね。
◆たこ
居酒屋でも必ずと言って良いほど頼んでしまう大好物のタコ。
シコシコとした歯ごたえの良さは鮮度がイイ証拠。
◆純米吟醸 秋あがり 篠峯 700円(税別)
奈良県御所市にある「千代酒造 株式会社」が、赤磐産の雄町を醸して造る、裏・篠峯バージョン的な純米吟醸酒。
酒蔵の公式サイトはコチラ⇒千代酒造 株式会社◆アスパラガス
柔らかな穂先に、シャキシャキの根元。
気をつけて食べないと、熱々のジュースで口をヤケドしてしまいそうですよ。
◆とうもろこし
プチッ!プチッ!とはじける度に、あふれ出るエキスが甘いコーン。
女性はゼッタイ好きですよね♪
◆あまだいのあられ揚げ
京都ではグジとも呼ばれているアマダイ。
甘鯛と書く字のごとく、その身の甘さは魚の中でもトップクラスだと思います。

アラレのカリカリした食感と、水分が多くて柔らかいアマダイの身との、食感のギャップがイイ感じ~♪
◆なすび
夏野菜の代表とも言える茄子。
水分が多く身体を冷やす作用があることから、「秋ナスは嫁に食わすな」ってことわざがあるぐらいですね。
アスパラと同じように、熱々のジュースがタップリですよ。
◆玉ねぎ
カレーパウダーがかかってて、玉ねぎのジューシーな甘さと、スパイシーさのコントラストが面白い。
◆貝柱
あおさでお化粧した貝柱。
ムッチリとした歯ざわりから、口の中でホロホロと崩れていく繊維質の貝柱に、あおさの磯の香りが味に彩りをもたらしてます。
◆三度豆
江戸時代に中国から日本に持ち込まれたとされる「ふじまめ」。
関西ではそれを持ち込んだ禅僧「隠元」にちなんで「いんげんまめ(隠元豆)」と呼び、その隠元豆が年に三度収穫できることから三度豆と呼ぶそうですが…
結局のところ「藤豆」も「隠元豆」も「三度豆」も、ぜんぶ同じ豆ってことなのね…(^_^;)
◆れんこん
サックリとした歯ざわり、噛んでいるとモッチリとした粘りがでてきて、それがまた香ばしくて甘いんです。
天ぷらはこれでラストだそう。
◆酢の物
揚げ物のあとのもずく酢。
サッパリできてイイ感じです。
柔らかく繊細なもずくで、舌ざわりがメチャクチャ滑らか。
◆ごはん物
コースについてるごはん物は、白ごはん、じゃこごはん、のり茶漬け、うどんか蕎麦(温or冷)、天茶漬けから選べます。
コレは相方が選んだじゃこごはん。
みそ汁と漬け物がついてます。

私は天茶漬けをお願いしました。

お出汁を張ったごはんの上に、サクッと歯ざわりの良いかき揚げ。
そのまま食べても、少し浸してかき揚げの旨みを、ごはんに吸わせて食べても美味しい~ヽ(≧∀≦)ノ

漬け物が色々と盛り合わせになってるのが嬉しいな~♪
◆デザート
優しい甘さのバニラアイスと、あったかいお茶でほっこり。
エビに始まってレンコンで終わるまで、天ぷらはぜんぶで15種類。
84歳になる相方のオカンは、半分ぐらいでギブアップしたので、私が7~8種類はおこぼれに預かりました…(笑)
食べるペースを見ながら、揚げるスピードを調整してくれるので、常に熱々がいただけるのって嬉しいですね。
私たちの食事中に2組4名の後客がありましたけど、すべてのグループに店主が目配りできる距離感もイイ感じ。
一つ一つの料理を提供する際に、『○○です、お塩でどうぞ…』なんて言葉が、すっかり一国一城の主として板についてた同級生。
ホント一緒にアホなことばっかりしてたのに、30年も経つと人間変わるもんなんですね~(´∀`σ)σ
また季節が変わったぐらいにうかがいましょう。
ごちそうさま~(^_-)-☆
◆◆◆メニュー◆◆◆







本日も読んでいただいてありがとうございました♪
感想やご意見をコメントにいただけると喜びます…((=゚ェ^=))
◆公認ブロガー 【KGB】(関西グルメブロガーズ)
◆kawachiの美食なB食探訪記 【食べログ】(VIP会員)
◆ブログには載せないネタも配信中 【インスタグラム】 ◆ぐるなび運営グルメマガジン公式キュレーター 【メシコレ】(2017関西アワード1位)
◆ぐるなび一
ジャンル:天婦羅専門店
アクセス:近鉄奈良線瓢箪山駅北口 徒歩2分
住所:〒579-8046 大阪府東大阪市昭和町4-13(
地図)
周辺のお店:
ぐるなび 東大阪×天ぷら情報掲載日:2019年9月24日
◆食べログ
関連ランキング:天ぷら | 瓢箪山駅