ブログを書くようになって、色んなグルメな方と知り合う機会が増え、その中でも特に仲良くなる人もいて…
そぉなると嬉しいのが、私のぜんぜん知らなかった美味しいお店の情報をもらえたり、グルメな食事会に誘っていただいたり…v(o゚∀゚o)v
今年も年明けから色んな新年会に声をかけてもらい、アチコチに顔を出させてもらったんですけど、その内の一軒がコチラ♪
場所的に最寄り駅は南森町や扇町ですけど、よく行く天神橋筋商店街や天満界隈とは逆方向なので、自分ではなかなか知り得ることが無かったかも?なお店…(〃▽〃)

備長炭だけでもテンション上がるのに、47都道府県のお酒だなんて…
どこまで酒飲みを喜ばせるつもり~(*゚∀゚)=3ハァハァ

紀伊国(現在の和歌山県)田辺の商人「備中屋長左衛門(びっちゅうや ちょうざえもん)」が、姥目樫(ウバメガシ)を材料に作って販売を始めたことから、その名がついた備長炭。
炭素以外の木質由来の油やガス等の可燃成分の含有量が少なく、雑味の原因となる炎や燻煙も出難いので、炭火焼をウリにする料理屋で特に重宝されてますよね。
最近は偽物も多く出回っているため、和歌山県産の備長炭は“紀州備長炭”と呼んで区別しているそうですよ。

雨の日曜日で時間帯もまだ早かったので、客がまばらなうちに店内の写真を撮らせてもらいましょう。
広いフロアに4人テーブルが8卓、入り口スグのところにも8人テーブルが1卓あり、私たち6人はそのテーブルに案内してもらいました。

一番奥にはスクリーンで仕切られた個室っぽい席。

カウンターは6人並びと、離れたところに2人並び。
恋人と二人だけの世界に浸りたい時なんかにイイ感じ~
・:*:・:(*v_v)人(u_u*):・:*:・

冷蔵庫には日本酒がワインのように並べられています。
日本全国からお酒を取り寄せてるんですって!!
こんなの見たら、酒飲みのスイッチが「強」に入ってしまいますやん…(笑)

焼鳥と言えば山椒が付き物ですよね。
赤穂四十七士の一人「原惣右衛門元辰」の子、「原儀佐衛門道喜」が剃髪して「了郭」と名乗り、1703(元禄16)年に京都の祇園で創業した、「原了郭」のものが使われています。
香りと辛さが清冽な粉山椒に、鼻に抜けるような豊かな香りとピリッとした辛さの黒七味。
いずれも焼鳥の味を引き立てる名わき役です。
◆アサヒスーパードライ生 550円(税別)
おぉ~っ!! 銅製のグラスがカッコイイですね~v(o゚∀゚o)v

いただきます。

まずはお通しの提供…って、えぇ~っ!?
これがお通しなんですか~∑(*゚ェ゚*)エッ
◆お通し 380円(税別)
間違いないみたいです。
皮目がパリッと香ばしく焼けた手羽先がお通しだなんて、この時点でテンションMax~∑d(゚∀゚d)ォゥィェ!!
◆生つくね~キンカン ウニのせ~ 980円(税別)
まずは、メニューを見て瞬間的に目が釘付けになったコレ。
生のつくねにキンカン、それだけでもネットリ濃厚なのに、そこに持ってきて豪勢にウニまで~ヽ(〃v〃)ノ キャッキャッ♪

ひと口でパクッ…
パリッとした韓国海苔のゴマ油の風味、生つくねの甘さ、キンカンとウニの濃厚でまったりとした旨み。
いや、もう口の中がカーニバルですよ、コレは…(*゚∀゚)=3ハァハァ
◆鶏のお造り(8種盛り合わせ) 1,480円(税別)
ズリ、セセリ、つなぎ、肝、こころ、ササミ、ももタタキ、ムネの盛り合わせ。

ネットリと甘いキモ、臭みなんて全くないです。
シコシコの食感が楽しいズリに、ムニュっとした歯ごたえから旨みがあふれるハート。
どれもこれも、その歯ざわりの良さから、新鮮なのがよく分かります。

鶏の首の筋肉であるセセリは、よく動かす部分だけあって、締まったその身はとてもジューシー。
鶏の心臓と肝臓をつないでいる大動脈の部分“つなぎ”は、これまで食べた記憶がないぐらいの稀少部位。
コリコリっとした食感で、脂のノリがほど良くて美味しい。
サッパリしたササミと、モッチリと舌に絡みつくムネ肉も、クセがなく食べやすいですね。

表面を香ばしく炙ったモモ肉は、モチモチとした噛みごたえからの、あふれてくる鶏の旨みがハンパない。
いや、ホント、生のままでこれだけ美味しい鶏肉、火を通した時の味わいの変化が楽しみで仕方ないです♪
◆ムネ肉うすづくり 780円(税別)
お店の方が『造りの盛り合わせと同じぐらい映えますよ♪』と、オススメしてくれたムネ肉の薄造り。
ブロガーは映(ば)え命ですから…(笑)
確かにフグのてっさのように、お皿の模様が透き通るぐらい、薄く削ぎ切りにしてあってキレイですね~凄ぃょ!o(≧∀≦)o

ネギやモミジおろしと一緒に…
モッチモチの歯ごたえと、力強い鶏の旨みがタマリマセンわ~(o'∀'o)イイ!!
◆ポテサラ 580円(税別)
酒飲み定番のアテとい言えばポテサラ…ですけど…
何ですかコレは…(o゚-゚o)ン?
蒸かしたジャガイモに、ゆで卵にさらし玉ねぎ、それに鶏そぼろですかね?

訝しがる私たちを尻目に、店員さんがワッシャ!ワッシャ!とかき混ぜると…

おぉ~♪ なんとコレがポテサラになるんですね~(p゚∀゚q)おぉ♪
熱々のジャガイモにマヨネーズがよくなじんで、所々で感じる鶏そぼろのプニュっとした旨みが絶妙です。

キンキンに冷えた銅製ジョッキで飲むビールも美味しいけど…
もぉ、ダメだ…
炭火でPONだし、ポン酒飲まないことにはね…(笑)
ちなみに店名の「PON」の意味は、Property of Nipponの略だそうで、Propertyはコンピューター用語のプロパティじゃなく、財産や資産を意味する方なので、要するに日本の財産=日本酒ってことらしいです。
単純に日本酒=ポン酒のPONかと思った…(笑)

北は北海道から南は沖縄まで、47都道府県のお酒をすべてコンプリートしてるそうです。
そりゃ、飲みたくなるよね~(〃艸〃)ムフッ
◆愛知 義侠 はるか 純米酒 580円(税別)
愛知県愛西市にある「山忠本家酒造 株式会社」が、兵庫県東条地区産の特A山田錦を醸して造る純米酒。
「正義を重んじて、強い者をくじき、弱い者を助ける」
義侠って名前が気に入ってお願いしてみました…ヽ(゚∀゚)ノアッヒャッヒャ!!
◆長野 こんな夜に 山女 純米吟醸 580円(税別)
長野県伊那市にある「株式会社 仙醸」が、信州産の美山錦を醸して造る無濾過中取り生もの純米吟醸酒。
蔵の公式サイトはコチラ⇒株式会社 仙醸◆せせり(一本) 220円(税別)
生モノをひと通り食べたあとは、焼き鳥を焼いてもらいましょかね。
まずは首のまわりの部位“せせり”から。
よく動かす部分なので身がギュッと締まっててプリプリ。
脂もシッカリ乗っていてジューシーで、噛めば噛むほど深い味わいです。
◆ふりそで(一本) 240円(税別)
“ふりそで”は鶏の手羽元とむね肉の間にある、一羽から少ししか取れない希少部位ですね。
肩小肉とも呼ばれ、コチラも“せせり”同様よく動かす部分なので、ジューシーさの中に鶏の旨みをシッカリと感じられます。
◆ソリレス(一本) 260円(税別)
モモの一部で、骨盤のくぼみに隠れている小さな部位“ソリレス”は、馬鹿者はそれを残すというフランス語、「Le Sot l’Y Laisse」が語源だそうですよ。
ブリンブリンの弾力からあふれる、甘くて香ばしい肉汁がメチャクチャ美味しい~(´゚∀゚`)キタコレ
◆広島 夜の帝王 特別純米 580円(税別)
広島県竹原市にある「藤井酒造 株式会社」が、広島県の酒造好適米である八反錦を醸して造る特別純米酒。
蔵の公式サイトはコチラ⇒藤井酒造 株式会社 義侠→こんな夜に…と、きたら、ヤッパリ夜の帝王でしょ~ココは…ナンノコッチャ(笑)
◆丸ズリ(一本) 240円(税別)
砂ズリは知ってるけど、丸ズリって聞いたことがないから、どう違うのか訊きたいな~
って、思いながら、スッカリ忘れてました…お酒の力ってコワイわ~(笑)
でもコリコリした食感は砂ズリと同じでした。
◆ねぎま(一本) 260円(税別)
モモ肉とモモ肉の間にネギをはさんだ“ねぎま”は、元々はネギとマグロだったんですよね。
それが段々とマグロが高価になってきて、鶏肉を代用するようになった後も、名前だけはそのまま残ったんだそうですよ。
◆骨わさび 580円(税別)
ヤゲン軟骨を細かく切って、甘露醤油や味醂、茎ワサビなどと和えたもの。
コリコリした軟骨の食感に、茎ワサビが鼻に抜けるぐらい効いてて、お酒のアテにメチャ合います。
◆ヤゲン(一本) 220円(税別)
漢方薬の原料となる生薬を細かくすり潰すための道具、「薬研(やげん)」に形状が似ている“ヤゲン”は、コリコリした食感がイイんです。
◆長崎 六十餘州 純米酒 山田錦 580円(税別)
長崎県東彼杵郡にある「今里酒造 株式会社」が、山田錦を醸して造る純米酒。
蔵の公式サイトはコチラ⇒今里酒造 株式会社◆ちょうちん(一本) 260円(税別)
卵巣の中で卵の形になる前の卵黄を「キンカン」、その「キンカン」が産卵のために通る輸卵管を「ヒモ」と呼び、その二つがつながった状態で提供するのが“ちょうちん”です。
トロっと濃厚なキンカンと、ムニュムニュとしたホルモンのような食感のヒモ。
まさに珍味ですね~♪
◆チキンナンバン 780円(税別)
タルタルがこれでもか!ってぐらいタップリで、チキンが見えないぐらい…(^▽^;)
でも、このタルタルが卵の味が濃くて、メッチャ良い感じなんです♪
甘辛ダレに潜らせたチキンも、サクサク感が残ってて美味しかったな~
◆熊本 花の香 純米大吟醸 580円(税別)
熊本県玉名郡にある「花の香酒造 株式会社」が、山田錦を50%まで磨いて手造りで丁寧に仕込んだ純米大吟醸です。
蔵の公式サイトはコチラ⇒花の香酒造 株式会社◆蘭王たまごのだしまき 580円(税別)
大分県が誇るブランド卵、“蘭王たまご”で作られた出汁巻き玉子。
親鳥に赤色パプリカなどを与えているそうで、黄身の色が実に鮮やかですね。
ふんわり柔らかくて、またまたお酒がススんでしまう~(笑)
◆東京 蒼天 純米吟醸 580円(税別)
東京都青梅市にある「小澤酒造 株式会社」が、香りと旨みを封じ込めるため、瓶詰め後に加熱殺菌(パストライザー)を行って造る純米吟醸酒。
蔵の公式サイトはコチラ⇒小澤酒造 株式会社◆愛媛 石鎚 純米吟醸 緑ラベル 槽搾り 580円(税別)
愛媛県西条市にある「石鎚酒造 株式会社」が、兵庫県産の山田錦と愛媛県産の松山三井を醸して造る純米吟醸酒。
蔵の公式サイトはコチラ⇒石鎚酒造 株式会社◆親子丼 780円(税別)
ボチボチお腹も満たされたので〆ましょか。
鶏肉が旨い上に、卵まで美味しいとなると、必然的に親子丼は食べとかないと…(*´v`)
柔らかいけど歯ごたえが良い鶏肉の旨みに、負けないぐらいコクのある蘭王たまごの組み合わせ。
いや、この親子丼だけでも食べに来たいぐらい美味しいな~♪
◆鶏スープ 380円(税別)
鶏の旨みがすべて凝縮されたような、濃厚でいて、それなのにグイグイ飲みやすい極上のスープ。
このスープでラーメンを作ったら、さぞかし美味しいラーメンが出来るやろなぁ~
と、思ってたらありました…(笑)
◆白湯ラーメン 980円(税別)
絶品の鶏スープに豚まで加えた、まさに旨みとコクがギューっと詰まった、専門店も顔負けレベルのラーメン。
柔らかい鶏チャーシューに、蘭王たまごのトロトロ煮卵。
うーん…親子丼と言い、このラーメンと言い、飲みの〆には勿体ないぐらい、完成度が高くて美味しかった~ヽ(≧∀≦)ノ

帰りしなにアメちゃんまでもらっちゃった~ヽ( ・▽・ )ノ ラァーン♪
場所が場所なだけに頑張らなきゃって気合いが、料理のクオリティーの高さやコスパの良さだけじゃなく、店員さんたちの態度にまでシッカリ現れていて、とても気持ちよく飲んで食べられるお店でした。
紀州備長炭で焼く焼鳥はふっくらジューシーに仕上がってましたし、日本全国のお酒を飲み比べられるのも、酒飲みにはホント楽しかった~ルン♪ ((o'∀'o)) ルン♪
今回お酒は愛知県、長野県、広島県、長崎県、熊本県、東京都、愛媛県と、1都6県だけに終わったので、残りの1道2府37県を制覇するためにも、これからも通い続けないとな~(^_-)-☆
ごちそうさまでした。
◆◆◆メニュー◆◆◆








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ぐるなび 東梅田・お初天神・太融寺×居酒屋情報掲載日:2019年1月20日
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