博多グルメを日帰り弾丸で満喫した時のこと。
同行者さんのお一人が
『肉好きのkawachiさんやったら、メチャクチャ良いお肉を安くで食べさせてくれる、中崎町の焼肉屋は知ってはりますよね~?』
なんて、肉人(にくんちゅ)の私なら、スグにホイホイ飛びつくでしょ~的な話をしてくれたんですけど…
イヤイヤ、こぉ見えてけっこう忙しい身なんですよ~ワタシ…デス(´∀`)ゝ
とか言いながら、オッサン三人でうかがってきました。
って、ヤッパリ飛びついたんかぁ~いぃ…アハハハハ!(≧ε≦)ノ))ウヶルウヶル

お店は、最近イイ感じの飲食店が集まってきて、にわかに活気づいている天五中崎通商店街にありました。

お店の前はチョットした庭園風に設えてあって、割烹料理屋的な雰囲気も漂ってます。

えっ!? ハイボール一杯99円ってマヂで…オォォー!!w(*゚ロ゚*)w

予約時間の19時に着いたんですけど、入れ替えの先客がまだ退席してないので、しばらく外でお待ちいただいてよろしいでしょうか、と…
いやいや、コッチこそ三人のうちの一人が、仕事で少し遅れるとのことで、人数が揃ってなくてスミマセン…m(。´・_・`。)mペコ
お詫びのしるしにと生ビールまで出してもらっちゃって…♪

えぇ~っ…本当にイイのぉ~?
それなら遠慮なくいただいちゃいますよ~( ̄ー ̄)ニヤリ

10分ほどで先客が退席したので、いよいよ店内へ…
小上がりの6人掘りごたつ席が3卓に、カウンター8席と割りとこじんまりって感じになってます。
写真は客が引いた時に撮ったもので、最初はカウンター席も満杯だったんですよ。

カウンター席の上には有名人たちのサインが…(o'ヮ'o)おぉ♪

私たちは掘りごたつ席に案内してもらいました。

◆アサヒ生ビール 390円(税別)
税抜きとは言え、生ビール390円って…
肉だけじゃなくてドリンクもメチャ安~イェイd(d∀゚)(゚∀b)bイェイ

いただきます。

遅れてた一人も合流したので、あらためましてカンパイ♪
さてさて、お肉は何を食べましょうか?
今月のオススメを中心に、店主さんと相談しながら決めていきます。
◆キムチの王様 980円(税別)
以前、大阪にあった【美食酒家 ちゃんと。 心斎橋店】で出されていたメニューで、プロによるプロのための料理コンテスト“日経レストランメニューグランプリ”で、大賞を受賞したこともあるんだそうです。
一時は年商80億円とも言われるほど、急成長したグループを解散させてからは、表舞台から姿を消していたカリスマ経営者「岡田賢一郎」氏が、東京西麻布の和牛専門焼肉店【The INNOCENT CARVERY WAGYU SPECIALITY LABO | RESTAURANT】で復活したのを聞きつけたコチラの店主さんが、わざわざ東京まで出向いてレシピを伝授してもらったんですって。

韓国宮廷料理のひとつ、ポッサムキムチと呼ばれるもので、白菜キムチの中には、エビやマグロなどの魚介がタップリ♪
適度な辛さと奥深い味わいで、そんじょそこらで食べるキムチとはワケが違います。
◆たまき名物生ハラミ刺し(刻み山葵醤油添え) 1,590円(税別)
おぉ~何ともキレイな肉質のハラミですね~
コレ、焼くんじゃなくて、生のまま食べられるんですよ♪

刻みワサビをちょこっと乗っけて…
大げさじゃなく、口に入れた途端に本当にとろけ始め、脂の甘さが口いっぱいに広がります。
噛めば赤身の豊潤な旨みも追いかけてきて、あまりの美味しさに口の中がプチパニック…(´゚∀゚`)キタコレ
それもそのはず、店主さん自ら『今日のハラミは最高にイイのが入ってます』と、自信を持ってオススメしてくれたものなんですから。
◆厳選黒毛和牛大トロ寿司(3貫) 1,150円(税別)
生モンをもういっちょ~♪
手前の左がクリ、右がハラミ、そして奥にあるのがリブロースです。
ウデ三角とも呼ばれるクリは、牛の肩から前足上部にかけたミスジと隣接している部位で、肉質は筋肉質で旨みが強いですね。
ミスジと並ぶ希少部位のクリを、しかもお寿司で食べられるだなんて、焼肉たまきのポテンシャル…恐るべし…∑d(゚∀゚d)スゴスギ
先ほどの炙り刺しでいただいたハラミは、言わずと知れた横隔膜の部分で、厳密に分類するとホルモンになるんですけど、カロリーの低いヘルシーなお肉として、ここ最近ホント大人気になってます。
肩ロースとサーロインの間にあるリブロースは、ほとんど動かさない部分なので、キメが細かく柔らかで、脂の旨みが濃厚ですよ。
◆特選すきしゃぶ(とき卵) 1,350円(税別)
薄切りのリブロースを、軽くサッと炙って、溶き玉子のタレにくぐらせていただきます。

さすが、サーロインと並んで2大高級部位と称されるだけあって、素人の私が見てもキレイなサシが入ってるのが分かります。

メチャクチャ鮮度が良いので、本当に軽く炙る程度で大丈夫みたいです。
って、よく焼けと言われてもレアで食べますけど…(*゚∀゚)アヒャ

まずはピンク色が変わるか変わらないかぐらいの、超レアでいただいてみます。
アッ…玉子を溶くの忘れてた…(笑)
◆ご飯(大) 300円(税別)
何かね、私ってご飯をイッパイ食べるイメージがあるみたいで、同行者さんが私の分まで頼んでくれたんですけど…
私、基本的に焼肉の時はご飯食べませんから…ァハハ・・(・∀-`;)
て言うか、普段からほとんど食べないですし、家でも1ヶ月に1回もご飯を炊きませんし…(笑)

でも今回ばかりは、同行者さんのお節介に感謝!!
それぐらい、焼きしゃぶの肉とご飯の相性が最強でした♪

こんな感じで包んで食べたら、大サイズのご飯もアッと言う間に無くなってましたわ~(*^_^*)

ミョウガや貝割れ菜を一緒に包むと、シャキシャキした食感がまた楽しい~♪
◆厚切りマンゴータン 1,580円(税別)
◆厳選黒毛和牛A5等級ヘレ(100g) 1,600円(税別)×2
◆厳選黒毛和牛A5等級サーロイン(100g) 1,600円(税別)×2
今月のオススメになっていたヘレとサーロインは、最高級のA5ランクにも関わらず、100gたったの1,600円ってどうぉゆうこと~(*゚∀゚)=3ハァハァ
ステーキカットのため、注文は200gからになってますけど、こんな値段で提供してて本当に儲けは出てるんですかね~(;´゚∀゚`)タラー・・
チョット空いた時間に店主さんに訊いてみると、何でも自分が焼肉好きが高じて、仕事を辞めてまで焼肉屋を開いたぐらいだから、お客さんにも美味しいお肉をお安く食べてもらいたいんだとか…
それに南森町の大人気焼肉店、【万両】を兄弟子に持つ師匠から、特別な仕入れルートを譲り受けたそうで、それも品質と価格を安定させられる要因の一つだそうです。
とにもかくにも肉好きのイイ人が焼肉店をしてくれてることに感謝ですね…*゚。+(n´v`n)+。゚* ニィ-

マンゴーのようにカットされたタンから焼いていきます。
タンはタンでも、一番やわらかいタン元の部分だそうで楽しみですね♪

コチラでは上質のお肉を、出来るだけ焦がさないようにして食べて欲しいとの思いから、一般人では火力の調整が難しい炭火ではなく、あえてガスコンロを使ってるんだそうです。
そのコンロも、全体に火が回りやすいようにしてあったり、余分な脂が流れ落ちるような、様々な工夫がしてある特注コンロなんですって。

まだピンク色が残る程度に火を通したタンに、レモンをギュッと絞って…
サクッとした歯切れの良さに、シコシコとした歯ごたえ。
甘くてジューシーな脂と、タン元ならではの香ばしくて濃厚な旨みを楽しめます。

続いて、ヘレ焼きます。
1頭の牛からたったの3%しか取れないヘレの中でも、今回のは“幻の部位”とも呼ばれている、シャトーブリアンだそうです~キタ(・∀・)コレ

サーロインもドドーンっと豪快に焼いていきます。

コンロの端から端までを使って焼くだなんて、ホント肉人(にくんちゅ)の刺激の仕方が分かってらっしゃる…((o(´∀`)o))ワクワク
この二つは席で火を通してから、一旦キッチンに下げられて、食べやすくカットして持って来てくれるんですよ。
◆一番搾り(中瓶) 450円(税別)
中瓶が500円以下って、ホント値段設定が良心的だわ…ィヵス♪d(・∀・`。)

んで、しばらく待つと…ドーン!!
A5、A4、A3・・・B5、B4・・・C5・・・C1と、15段階に分かれる牛肉等級の、最高級とされるA5ランクのお肉は、火を通した後でも肉質の良さが見て分かりますよね~キタ─('v')─!!
かかっているのは某有名職人が作る淡雪塩で、ミシュランガイド掲載店なんかも使っている高級塩だそうです。

まずはヘレからいただきます。
英語で言うところのテンダーロインで、もともとはフランス語の“フィレ”を、関東では“ヒレ”、関西では“ヘレ”と呼ぶようになったそうで、なんかチョットした東西の対抗心みたいなのが垣間見られて面白い…(笑)
牛肉の部位の中では一番柔らかく、比較的脂肪が少ない赤身になりますね。

刻みワサビとしょう油で…
きめ細かい肉質でメチャクチャ柔らかく、濃厚な味わいでコクはあるのにサッパリした後味は、さすが肉の女王と呼ばれるお肉だけのことはありますわ~ルン♪ o(≧▽≦)o ルン♪

ヘレが肉の女王なのに対し、肉の王様と呼ばれるサーロイン。

ヘレに次ぐほど柔らかで、ヘレよりもサシが入ってるため、脂肪がジューシーで赤身とのバランスが絶妙です。
牛肉の中で唯一与えられた、“サー(Sir)”の称号はダテじゃないですね~ヽ( ・▽・ )ノ ラァーン♪
◆ホルモン盛り合わせ 980円(税別)
ラストは大好物のホルモンで〆ましょかね。

牛の大腸で、その縞模様からシマ腸とも呼ばれるテッチャン。
シコシコした食感で、脂に甘みがありますね。
下処理が大変なので、テッチャンを食べて美味しい店は、他のどの部位を食べても美味しいと言われるほど、お店の実力が試される部位でもあるんですよ。

小腸を開かずに、表裏をひっくり返したマルチョウ。
プリプリした食感から、ジュッワーと染み出す脂がメチャ甘くて美味しい~♪

ミノは4つある牛の胃の中の第1番目の胃で、特に肉厚の上ミノはその内のたった1割しか取れないんです。
シッカリした歯ごたえがあって、噛めば噛むほど独特の旨みが広がります。

レバーは言わずと知れた牛の肝臓ですね。
ビタミンAやビタミンB2、それに鉄分の中でも吸収率の良いヘム鉄なんかを多く含み、“栄養の宝庫”なんて呼ばれたりもする部位です。
トロふわの食感に臭みがなく、表面をサッと炙れば、さらに甘みが際立って美味しいんです。
◆すだち冷麺(ハーフ) 550円(税別)
最後に口をサッパリしてくれる〆として、お店のイチオシとのことなので、ハーフサイズでお願いしました。

輪切りのスダチと胡麻以外は、何もトッピングされてない潔いビジュアル。

チュルチュルの滑らかな口当たり、噛めばプリプリした食感。
牛骨ベースのスープにもスダチの果汁が絞られててメッチャ爽やか。
確かにコレは焼肉の〆にもってこいだと思います。
A5ランクを含む上質で美味しいお肉を、お腹がイッパイになるまで食べまくって、しかもビールも結構ガバガバ飲んだと思った割には、お会計は三人で2万円弱、一人あたり約6,500円と驚異的なコスパの良さ。
えぇ~ホンマですかぁ~?
何か計算間違ったりしてません…(。・Д・。)ァン?
ホント、客側が心配になるぐらい安い値段で、しかも最高級の黒毛和牛の、しかも良いお肉ばっかり食べさせてもらって、こんなにも良心的なお店が存在するもんなんですね♪
今後また、サーロインやリブロースでのしゃぶしゃぶやすき焼きも、新しい試みとして考案中とのことでしたので、新メニューが出されたら必ず再訪したいと思います…(^_-)-☆
ごちそうさまでした。
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ぐるなび 天満・天神橋筋×焼肉情報掲載日:2018年10月29日
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