“ジビエ”
キジ、ヤマウズラ、野ウサギ、シカ、イノシシなど、狩猟で捕獲された野生鳥獣の食肉を意味するフランス語。
私も言葉だけは知っていましたが、これまでほとんど食べる機会はなく、最近だと去年の秋に
【ロックバー アノニマス】で、アナグマのカレーを食べたぐらいですかね。
そんなジビエを気軽に食べることが出来、かつ社会の一部に貢献していきたいをコンセプトに、2018(平成30)年3月1日にオープンしたのがコチラなんです。
愉快な飲み仲間たちと早速うかがってきましたよ♪

山小屋の雰囲気をかもし出すウッディーな店内は、一階がカウンター席とテーブル席で28席。

ワインボトルがたくさん並んだ階段を上って二階へ案内してもらいました。

バーカウンターを設えた二階は28席のテーブル席。


そして壁には至る所にイノシシやシカのはく製が飾られています。
こぉゆうのを見ると少し可哀想な気もしますが、イノシシやシカによる農作物への甚大な被害や、増えすぎによるエサの枯渇問題などで、致し方なく捕獲された動物たちの95%が、ただやみくもに焼却処分されている現実を考えると、食肉“ジビエ”としての活用も一つの手なのかなと思います。

メニューはフード、ドリンク、ワインの三枚。
肉、肉、肉の文字がおどるメニューは、見てるだけでも気持ちがウキウキしてきますね~o(*^▽^*)o~♪


ハートランド(生中グラス) 420円(税別)
キリンが1986(昭和61)年より醸造・出荷をしている、ピルスナースタイルの麦芽100%(オールモルト)ビール。

いただきます。
付き出し 300円(税別)
突き出しは鹿と猪のリエット。

ペースト状になったシカ肉とイノシシ肉は、ネットリと濃厚、でも臭みが全くなくてクセになる味わいですよ。
燻製ポテトサラダ 400円(税別)
ポテサラの上に、ジャガイモと生クリームなどで作ったビシソワーズソースをかけて、芋感をさらにアップしています。
フライドオニオンのザクっとした食感と香ばしさも良いアクセント♪
爆弾サラダ 680円(税別)
サッパリしたパクチーと水菜のサラダに、チーズと一緒にカラスミが散りばめられていて、何ともリッチなサラダです♪
薪焼きシーザーサラダ 700円(税別)
火を通すと甘くなるロメインレタスでも、芯の部分は苦みが残るんですね。
その苦みがまたビールによく合うんだわ。
薪で炙った香ばしい香りもイイ感じ~ヽ(*^^*)ノ
燻製盛り合わせ 1,000円(税別)
猪のジャンボン、豚バラベーコン、牛タン、鴨の生ハム、鴨のフォアグラの5種盛り。
ジャンボンって初耳でしたけど、豚のモモ肉という意味のフランス語だそうです。
でも、ハムって意味もあるとかで、猪のジャンボンは、つまり猪のハムってことですね…(o^-^o) ウフッ
こぉゆうプレートを、山小屋風の店内でいただくと、ますます雰囲気が良い感じになってきます。
カチョカヴァロとトマトソースのパスタ 980円(税別)
最近はやりのカチョカヴァロ。
チーズを袋に詰めて熟成させる様子が、馬の鞍に荷物を吊るす様に似ていることから、イタリア語で「カチョ=“チーズ”」、「カヴァロ=“馬”」、と名付けられたんだそうです。
薪で焼き上げてとろけさせてあって、なめらかなチーズがグッと香ばしくなってます。
串焼き5種盛り合わせ 1,980円(税別)
真ん中のチキンを囲むように、左からイノシシ、牛タン、牛ハラミ、エゾシカ。

同行者さんが人数分に切り分けてくれました。
イノシシは昔に丹波篠山でぼたん鍋を食べたことがありますけど、あの時の薄切りの肉よりも、脂の甘さが濃厚で美味しいですね~ヾ(@~▽~@)ノ
エゾシカは牛肉と比べると、赤身の味わいが濃くて、噛むほどに旨みが出てくる感じです。
YAMAGOYAでは徹底した下処理や品質管理した、一度も冷凍されていない生肉を、半頭の状態で仕入れているんだとか。
だから新鮮で旨みが凝縮したジビエがいただけるんですね。
ジビエのソーセージ 980円(税別)
シカやイノシシの骨の周りの肉で作ったソーセージ。
豚のソーセージと比べると脂が少なくアッサリしてますけど、ほんの少しクセもあって、良い意味でのジビエ感が味わえました。
生レモンサワー 490円(税別)
何杯かビールを飲んでたら、ふと隣のテーブルにSNS映えしそうなドリンクが…
そんなワケでここからは、普段のビール一辺倒をやめて、インスタ映えに走っております…(笑)
ジビエのテリーヌ・ド・カンパーニュ 700円(税別)
なめらかな食感で、肉の旨みをじっくりと感じられる味わいは、きっと赤ワインを合わせると更に美味しいんでしょうね~♪
山形サングリア(赤) 480円(税別)
私は赤は赤でも、SNS映えの方を選んでしまってますけど…(^_^;)
サングリアはジビエと関係性の深い産地にこだわってるみたい。
ラフランスやラズベリーが入ってましたよ。
ししぴーだらけ 350円(税別)
しし唐とピーマンに、ニンニクがガッツリ効いた、肉味噌のようなソースがかかってます。
ジビエと薪焼き野菜の鹿コンソメスープ 1,180円(税別)
ソーセージや骨付きのシカ肉のほかに、野菜もタップリ入っていて、スープと言うよりもはやポトフ…( ̄∇ ̄)
でも、このスープが色んな旨みが出てて絶品でしたよ♪
ジビエラグーのグラタン 680円(税別)
シカとイノシシの肉を細かく刻んで、ジックリ煮込んで作ったラグーソースを使ったグラタン。

お店のオススメでしたけど、肉々しいソースとホワイトソースのマッチングが良くて、確かに美味しかったですわ~♪
北海道サングリア(白) 480円(税別)
北海道ってことでメロンが入ってます。
鹿の骨付きロース 700円(税別)
羊のロース(2本売り) 750円(税別)
肉でも魚でも骨の周りが一番ウマイって言いますが、ジビエでもそれは同じ。
豪快にかぶりつくと、ジビエのワイルドな旨さが口いっぱいに広がります。
信州サングリア(ロゼ) 480円(税別)
信州はやっぱりリンゴですよね~♪
兵庫丹波栗ミルク 450円(税別)
ビールを飲むスピードも速いですけど、サングリアとかチューハイなんてのは、ほんとジュースにしか思えないので、ほぼほぼ一気に飲み干す感じ…((^┰^))ゞ テヘヘ
この丹波栗ミルクもアッという間になくなったので、スグにビールをお願いしました…(笑)
猪バラ 500円(税別)
脂の甘みが何とも言えず美味しかったので、最後に食べ納めにお願いしました。
いや~やっぱりイノシシの肉は美味しいですわ…v(。・ω・。)ィェィ♪
ふだん食べ慣れないジビエのお店と言うことで、かなり期待してうかがいましたけど、その期待以上に美味しい料理ばかりで、ホント大満足させてもらいました。
特に焼き物は生の薪を使っているので、ふっくら柔らかくて、素材の風味も増して美味しかったです。
ジビエを使っていないメニューもたくさんあるので、ジビエビギナーの方の入門編にも良さげ♪
これはますます裏天満が熱くなりそうな予感ですね~(^_-)-☆
ごちそうさまでした。
本日も駄ブログをお読みいただいてありがとうございました♪
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