今年の2月1日にオープンしたばかりのまだ新しい店。
友人がリーズナブルで美味しいと絶賛していたので、ぜひ行ってみたいな~と思っていたところ、何かとお世話になっている方からタイミング良くお誘いをいただいた。
まさにDreams Come True…願えば叶う…ヽ(^◇^*)/
まだ若い木の香ただよう店内は、L字カウンター10席と4人テーブルが3卓。
奥には10人ほどの個室もあるらしい。
3人だったので特等席のカウンターに案内してもらった。
大将は東京銀座の日本料理店で和食の道に入り、それからは和食一筋30年の料理人だそうだ。

いつものように命の水から。
生ビール ザ・プレミアムモルツ〈香るエール〉 550円(税別)
いただきます。

魅力的なお品書きは食べたいもののオンパレードだが、回っていない寿司屋は不慣れだし、何より予算も気になる…(;^◇^;)ゝ
あて9品・鮨10貫コース 7,000円(税別) 今回は店おすすめのコースでお願いすることに。
魚の煮こごり 鯛、平目、金目鯛などの魚がタップリ入っているが、これ本当に白身魚か?と思ってしまうぐらい魚自体の味が濃厚。
プルンプルンと弾力のあるゼリーも良い塩梅の味わいで、これだけでビールを飲み干せてしまうぐらい旨かった。
京生湯葉、北海道の生うに、キャビア
とろけるような湯葉に、プチプチのキャビアの食感。
対比するふたつの食感を、生うにのコクが包み込んで、全体をマチュピチュの塩がギュッと引き締めている。
これは今まで経験したことがない、味わいと食感のマリアージュだわ♪
炙りしまあじ スモークされた上の一枚は塩をしてあるのでそのままで、下の一枚はワサビ醤油で。
夏から秋口にかけて旬の魚だけにシッカリ脂がのっている。
赤貝のヒモ にこごり、ウニ&キャビア、脂ののったしまあじと、濃厚な味が続いたのでお口直しだそうだ。
シコシコした食感でアッサリ食べられる。
生ビール ザ・プレミアムモルツ〈香るエール〉 550円(税別) 喉の方もリセットさせておこう…(笑)
漬けまぐろ あん肝と卵黄しょうゆがかかっていて、刻んだ山芋と混ぜるようにして食べる。
これはゼッタイ日本酒が欲しくなるアテだわ。
のど黒焼 能登産だそうだが、もう見るからに脂がのりまくっている。
口に放り込んでみると、ヤッパリ…甘い脂がじゅわーっと広がって、そしてフワフワで柔らかい身はホロホロとほどけていく。
さすが高級魚なだけのことはあるな~ヽ(^◇^*)/
澤屋まつもと 守破離 600円(税別) 京都府京都市の松本酒造が、富山県南砺地区の五百万石で造る純米酒。
『守』とは、伝統を守ること。
『破』とは、新しい感性でその伝統を破ること。
『離』とは、守と破の両方を大切にして、新しい価値を創造すること。
フレッシュな口当たりから旨みがふくらみ、そして酸味を感じさせながらスーッと切れていく。
いわし さて、そろそろ寿司タイムの始まりだ。
関西では一般的にシャリには米酢を使うが、この店では関東風に赤酢…いわゆる酒粕を原料に作られる、ほのかな甘さが特徴のかす酢を使っているんだと。
根室産のイワシはメチャクチャ脂がのっていて、ほお張った途端に口の中で溶けてなくなった…(*゚▽゚)ノ
車えび プリッとして甘い身に、ワサビと一緒にのった海老ミソのほろ苦さがイイ♪
赤貝 プリプリの身は噛めばシコシコで、貝の持つ磯の風味が鼻に抜ける。
金目鯛 たぶん今まで金目鯛の寿司なんてあんまり食べた記憶がないが、シコシコとしているのに柔らかく、魚自体の旨みが濃厚でパワフルな感じ。
上に散らされたカラスミのネットリとしたコクも相まって、スゴク深みのある味わいになっていた。
風の森 800円(税別) 奈良県御所市の油長酒造が、奈良県産のキヌヒカリで作る純米大吟醸。
穏やかできめ細やかな口当たりと爽やかな酸味。
風の森は個人的に秋津穂を使った酒が好みだが、キヌヒカリもなかなかに旨い。
剣先イカ 塩とスダチをしているのでそのままで…とのことだが、塩をしてから笹の葉に包んで5~6時間寝かせてあるので、ネットリと舌にまとわりつくような食感と、凝縮された甘さがタマラン♪
新鮮で歯応えの良いイカも食感的に楽しいが、ほど良く熟成されたイカのまったりとした味わいは格別だわ。
新秋刀魚
旬の終わりを迎える10~11月頃に一番脂がのると言われる秋刀魚は、8~9月のこの時季に獲れる新秋刀魚の方が、脂ののりが程よくて刺身や寿司で食べるのにちょうどイイ感じ♪

先ほど食べた車エビの頭を焼いたものが添えられている。
これはこれでカリカリっと香ばしくて旨いな~♪ヽ(´▽`)/
8:00PM 石川県金沢市の福光酒造が、石川県産五百万石を醸して造る純米吟醸酒。
控えめな香りでスーっと入ってきたかと思うと、米の旨みがフワッと広がって、余韻を感じさせながらキレていく。
夏あんこうの肝 一般的に冬が旬と思われがちなアンコウだが、別に夏場のアンコウの味が落ちるかと言うと、そんなことは全然ないらしい。
ただ単に鍋で食べることが多いから、冬場に需要が増えるだけで、夏にあがるアンコウの身もキモも十分に美味しい。
夏毛ガニ アンコウと同じように毛ガニもまた冬が旬のイメージがあるが、実は北海道にはオホーツク、噴火湾、道東、えりもの4つの漁場があって、資源保護のため一年を通して順繰りにどこかの漁場で水揚げされているんだと。
ジューシーで甘いカニの身と、いくらのプチプチ食感と塩っけが、甘めの赤酢のシャリとよく合っている。
炙り佐賀牛 あぁ~これは口の中に入れた途端にとろけ始める…(゚▽゚v)
全国の銘柄牛の中でもトップクラスの肉質を誇り、最高級の国産黒毛和牛と呼ばれている佐賀牛の握り。
こんな贅沢が許されて良いんだろうか♪
白焼きうなぎ 蒲焼きと違ってタレの味でごまかすことが出来ない白焼き。
シッカリと脂がのっていて、ふっくらフワフワの食感は、まさにとろけるような味わいだわ。
江戸前 ぎょく ぎょく…いわゆる玉子焼きは、江戸前寿司にはなくてはならない名バイプレーヤーだそうだ。
ほのかに甘くてしっとりとしたカステラのような食感は、デザートのようで〆にちょうど良い感じ♪
しじみ汁 最後はしじみの風味豊かな白だしで、寿司やアテの旨さを思い返しながらまったりと締める。

あがりの茶器までが素敵だわ。

店主の徳田 祐二さん。
ほぼ満席の客の料理をさばきながらの忙しさにも関わらず、ひとつひとつの料理の説明など、親切丁寧に対応していただいて本当に感謝…(*^_^*)

今回はコースをいただいたが、寿司は一貫から頼むことも出来るし、刺身やその他の料理のラインナップも充実している。
カウンターで職人技のライブを楽しみながら、サクッと飲むのにも敷居の低い良いお店だと思う。
大切なあの人を誘ってみたい…そんな素敵なお店に出会えた夜だった…(^з^)-☆

◆◆◆ドリンクメニュー◆◆◆


◆ぐるなび鮨 ゆうじろうジャンル:寿司屋
アクセス:大阪市営堺筋線堺筋本町駅17番口 徒歩1分
住所:〒541-0052 大阪府大阪市中央区安土町2-2-10 本二ビル1F(
地図)
周辺のお店:
ぐるなび 本町・堺筋本町×寿司情報掲載日:2017年9月23日
◆食べログ
関連ランキング:寿司 | 堺筋本町駅、本町駅、北浜駅